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果てのガーデン  15分日記1107

たかがブログでこんなに更新頻度が空くというのは、この誰も見られていない場でさえ、やっぱり誰か見ているかもしれない…ということをジトッと意識していること。多少なりともこっち方面の仕事をしているのだから、文章上手に思われたいというよこしまなハートが、ビトッとからだを巣食っているから。わたしが好きな書き手の方、たとえばくどうれいんさんや、岸田奈美さんや、最近だと小原晩さん。いわゆる日常エッセイの名手たちは、もういったいなんでこんなにも、毎日のことを覚えているんやろう!とずっと不思議だったんだけど、何のことはない(こともないですねすみません)、ちゃんと確かに在ったことを「のこして」いるから。「文章を書くことが好きではない」(キキキより)ことの代償は、ただの3日も!日記を続けれらないことに、あらわれている。ほんと、おっぱずかしい。その日あったことを雑ぅに記録していくチャレンジをこっそりはじめる。だいたい毎回、15分くらいで仕上げてみようと思う。

今日は朝からゆきちゃんと打ち合わせ。今年の初めからジンワリすすめているクリニックのネーミング+αの案件、そして、もぐし海のこども園で、新しく制作がはじまる「食育ブック」の素案なんかを。本題に入るまでの話がお互いすげーなげーくて(30分くらい)笑ってしまうんだけど、今年は熊本、佐賀、宮崎、長崎…とゆきちゃんと話す機会が多くて個人的にすごくうれしかった。社会課題の話、福祉の話、盆踊りとか、夜のがっこうの話。私はデザイナーの彼女が書く文章がとてもすきで。いつも、しなやかに、すこし先をいく彼女についていくのがやっとだ。それから小山田さんと新規PJのオンラインMTGで、とある映像を見せてもらって、ぶるぶるっと胸が鳴った。あれは…いい。コンセプトや思考にまず名前をつけるという考え方は、私のなかに身についているんだけど、骨太感というか、覚悟が足りないなあ。あとリサーチ。小山田さんから声をかけてもらうのが増えてきていて、光栄で、でも足りていない部分が多すぎる。そして竹田さんとモンブランのブランディングMTGでモンブランへ。今年の初めからゆるやかにすすめていたやつが、一気に進んだ気。竹田さんとも、だいたい打ち合わせ前後30分は、大しておいしくないコーヒーを飲みながらいろんな話をする。酔ってても酔ってなくても、毎回話すことはあんまり変わらない。あの人はいつも、一緒にはたらく人を、自分なりの方法でふかくつよく愛している。その数がどんどん増えていっているので、大丈夫ですか?と半ばメンターのような問い。私にとっても、竹田さんは、メンターである。

週末行ったtetraの周年祭で、久しぶりに藤井風を聴いたので。今日の事務所はえんえんと藤井風ばかりだった。なかでも、くりかえし聴いた一節。

「私のガーデン果てるまで」ー 6畳のアパートに舞うのは花か風か、そうじゃなかったらなんだろう。